容疑者確保には正確・迅速な『無線通話』が重要 熊本県警の「通信指令競技会」

事件が発生した時、容疑者の身柄を迅速に確保するため重要となる無線通話の技術を競う競技会が開かれました。

この競技会は、通信指令や現場警察官の無線通話の技能を向上させるため、毎年開かれているものです。

今年は強盗が発生したという想定で行われ、現場に駆け付けた警察官が被害者から犯人の特徴などを聞き取り、別室にいる通信員に無線で報告します。

競技会の採点ポイントは情報をいかに的確に端的に伝えられるかで、より迅速な容疑者の身柄確保のための技能が審査されます。

宇城警察署 警備課 清本愼之祐 巡査部長(32)「的確な指令をするところというのは、現場が見えないので難しいなと」

この競技会は選考も兼ねていて、選ばれた警察官たちは熊本県警の代表として、秋に開かれる全国大会に出場する予定です。

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