少年の非行防止結団式 大学生ボランティア〈宮城〉

少年の非行防止や立ち直りの支援などを行う大学生ボランティアの結団式が、宮城県警本部で開かれました。

結団式には、宮城県内の大学生およそ50人が参加し、活動で使う腕章とベストが手渡されました。

少年の非行防止に取り組む大学生ボランティア団体、「ポラリス宮城」は、今年度で活動開始から21年目となります。ポラリス宮城では、県警と共同で未成年者の喫煙防止を呼びかけるキャンペーンや、少年の立ち直りを支援する交流活動などを計画しているということです。

ポラリス宮城 東北学院大4年 鎌田真衣さん
「少年たちの安全だったり、何か危ないことをしていないように、私たちも社会の一員として見守っていけるような活動をしていきたい」

県警によりますと、県内で去年1年間に補導・検挙された20歳未満の少年は5458人で、前の年より800人以上多く、年々、増加傾向にあるということです。

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