「X100VI」がMap Cameraランキングで首位に返り咲き

by 本誌:宮本義朗

シュッピン株式会社は6月11日(火)、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2024年5月1日(水)~5月31日(金)の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

X100VI

1位:X100VI
2位:α7 IV
3位:Zf
4位:α7C II
5位:α7R V
6位:X-T5
7位:VLOGCAM ZV-E10
8位:EOS R6 Mark II
9位:Z8
10位:PowerShot SX740 HS

富士フイルムのレンズ一体型カメラ「X100VI」が新品部門1位を獲得した。発売月の3月に首位となって以降、予約受付停止の影響もあり4月はランク外となっていた。Map Cameraでは5月にまとまった数量の入荷があり、ようやく予約者にいきわたった状況という。先月のランキングで1位だった、同じく富士フイルムの「X-T5」は6位に順位を下げた。

ソニーの「α7 IV」が2位を獲得。5月7日(火)までのキャッシュバックキャンペーンにより、Map Cameraでは駆け込み需要が多かったという。ソニーのカメラはこのほか4位に「α7C II」、5位に「α7R V」、7位に「VLOGCAM ZV-E10」と計4機種がランクイン。先月久々にランクインした「VLOGCAM ZV-E10」は好調を維持しており、品薄状態にもなっているという。

キヤノンはフルサイズミラーレスカメラ「EOS R6 Mark II」が8位に、コンパクトカメラ「PowerShot SX740 HS」が10位にランクインした。PowerShot SX740 HSは2018年発売の機種だが、前回のランキングでは12位に、そして今回トップ10入りを果たした。

中古デジカメ販売月間ランキング

α7 III

1位:α7 III
2位:Zfc
3位:α7 IV
4位:EOS RP
5位:OM-1
6位:α7C
7位:Zf
8位:α6400
9位:X-T5
10位:Z6II

「α7 III」が4カ月連続で中古部門1位となった。2位以下と差をつけてのランクインになるという。3位に「α7 IV」、6位に「α7C」、8位に「α6400」とソニーのカメラが4機種ランクインした。

ニコンのAPS-C機「Zfc」が2カ月連続となる2位を獲得。また、同じくニコンのカメラではフルサイズ機の「Zf」も7位にランクインした。10位には「Z6II」も入っており、ニコン機は計3機種のランクインとなった。ランク外だが「Z6」も12位に位置している。

5位に入ったのはOMデジタルソリューションズの「OM-1」。後継機である「OM-1 Mark II」は新品部門でランク外になっている状況だが、その登場により本機が中古部門で販売数を伸ばしているという。

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