「子ども自分も全て燃えてなくなればいいと思った」事件の3日前には離婚成立…46歳父親を殺人容疑で逮捕 東京・品川の住宅で母子4人死亡

東京・品川区の住宅で5月、幼い子ども3人と母親の遺体が見つかった事件で、46歳の父親が母親を殺害した疑いで逮捕された。

この事件は5月、品川区戸越の住宅で火災が発生し、高波冬美さん(37)と長女の後藤鈴ちゃん(6)、次女・玲ちゃん(3)、長男・信ちゃん(2)の遺体が見つかったもの。

同居する父親の後藤祐介容疑者(46)はやけどを負い入院していたが、19日午前に退院し、高波冬美さんの胸などを刺して殺害した疑いで逮捕された。

後藤容疑者と高波さんは事件の3日前に離婚が成立し、後藤容疑者が現場となった住宅から引っ越すことが決まっていた。

調べに対し、後藤容疑者は「予定よりも早く家を出るように執拗に叱責され、かっとなった」と殺害に至った動機について説明しているという。

さらに、「子ども自分も家も全て燃えてなくなればいいと思った」と話していることから、警視庁は、子ども3人の殺害や放火についても関与しているとみて詳しく調べている。
(「Live News days」6月19日放送より)

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