井上尚弥のプロモーターがフェザー級王者をアオる「井上と一緒にやれば大金が手に入る」

井上尚弥

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)の共同プロモーターを務めているトップランク社のボブ・アラム最高経営責任者(CEO)がフェザー級戦線に注目した。米専門メディア「ボクシングシーン」が伝えた。

WBAが井上に同級1位ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との指名試合を命じられる中、ボブ・アラムCEOは9月9日に井上と元IBF同級王者TJ・ドヘニー(アイルランド)を対戦させる方針。その上で「最悪の場合、井上がWBAのタイトルを失うことになるが、どうでもいいことだ。井上は今年スーパーバンタムで戦い、来年はフェザー級に移る予定だからだ」と語ったという。

さらにアラム氏は「だからこそ、これから行われるフェザー級タイトル戦はどれも非常に重要だ」と指摘。21日に行われるWBO世界フェザー級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)と同級2位セルヒオ・チリノ(同)戦、8月10日に行われるIBF同級王者ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)と同級10位アンジェロ・レオ(米国)戦を例に挙げた上で「井上と一緒にやれば、大金が手に入る」と語ったという。

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