HoYoverse最新作「ゼンレスゾーンゼロ」、SwitchやXboxでの展開は“期待できる”メディアインタビューでプロデューサーが明かす

by 畠中健太

【ゼンレスゾーンゼロ】

7月4日 配信予定

料金:基本プレイ無料(一部アイテム課金制)

HoYoverseは、プレイステーション 5/Android/iOS/PC用アクションRPG「ゼンレスゾーンゼロ」を7月4日にリリースする。リリースに先駆けて、本作のプロデューサーである李 振宇氏へのインタビューが行なわれた。

「ゼンレスゾーンゼロ」は、オープンワールドRPG「原神」やスペースファンタジーRPG「崩壊:スターレイル」などを手がけるHoYoverseによる完全新作。適正のない人間を化け物に変えてしまう“ホロウ”と呼ばれる空間があちこちに発生する「新エリー都」を舞台に、プレーヤーはホロウを外部からナビゲートする専門家「プロキシ」として活動する。

リリースに先行して行われたメディアツアーにて、プロデューサー・李 振宇(リ・ジェンユー)氏へのインタビューが行われた。そこで「Nintendo Switchや次世代機を含む任天堂プラットフォーム、またXboxプラットフォームでの展開予定はあるか」と訊いた。

実はメディア向けに配布された「ゼンゼロ」のギフトボックスでは、Switch用のゲームカードケースが同梱されていた。だが「ゼンレスゾーンゼロ」のコンソール版は、現時点でPS5でのみ展開される。

ギフトボックスに同梱されていたSwitch用のゲームカードケース

李氏の答えは「それは期待できること」と明かした。李氏自身も任天堂のファンということで、開発チームも実現に期待しているという前向きな回答となった。

一方で、様々なプラットフォームで展開する上で重要なことは「そのプラットフォームでの『ゼンゼロ』の体験がどうなのか」であり、体験が優れたものであれば「ぜひ展開したい」が、基準に達していなければ「プレーヤーにとって不公平になる」とコメント。リリース時点では、発表済みのプラットフォームでのゲーム体験のさらなる改善が優先であり、その後開発が進むにつれて「可能性が出てくるかも」と明かしている。

HoYoverseが手がけている「原神」は、2020年のリリース前にNintendo Switch版を発表して以降、4年以上に渡って音沙汰のない状況が続いている。「原神」や「ゼンレスゾーンゼロ」が任天堂やXboxプラットフォームへ登場する日に期待したい。

なお、今回のインタビューに関する詳報は後日掲載予定だ。

「原神」は2020年のリリース前にSwitch版をアナウンス。以降音沙汰のない状況が続いているが、今後の展開に期待したい

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