「自信と覚悟を持って」 中島啓太がパリ五輪メダル獲得へ決意表明

「パリ五輪」代表決定を受けて中島啓太が決意表明 ※撮影は2024年「全米プロ」(撮影/田辺安啓(JJ))

松山英樹とともに、8月「パリ五輪」日本代表に決まった中島啓太が18日、決意のコメントを発表した。「オリンピックへ出場し、日本代表として日の丸のユニフォームに袖を通せることを大変誇りに思います」―。

日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチームには、埼玉の大利根中3年の2015年後期から17年のU17時代を含めると、日体大時の22年まで7年以上も選ばれてきた。それだけに「ナショナルチームのメンバーになり、海外の試合に代表ユニフォームを着用して出場させていただくことが増えてから、オリンピックで戦うことをゴルフ人生の1つの目標にしてきました」と日の丸への意識は強い。

今回の代表選出に際し、律儀な人柄そのままに「ファン、スポンサー、チームスタッフ、チームメイト、家族、友人に感謝の気持ちを伝えたいと思います」と各方面への思いをもれなく綴った上で「出場することに満足せず、日本人が誇りに思えるように戦い、自信と覚悟を持ってメダル獲得に挑戦して参ります」と強い言葉を並べた。

中島は今後、DPワールドツアー(欧州ツアー)の「BMW インターナショナルオープン」(7月4日開幕/ドイツ/ゴルフクラブ・ミュンヘンアイヒリード)出場のために渡欧。8月1日に始まるパリ五輪のゴルフ競技(フランス/ル・ゴルフナショナル)に照準を合わせていく。

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