マンU、オランダ代表に追加招集のボローニャFWザークツィーへの関心強める?

ジョシュア・ザークツィー 写真:Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、ボローニャ(イタリア1部)に所属するオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(22)の獲得に興味を示しているようだ。

バイエルンでプロキャリアをスタートさせたザークツィーは、パルマやアンデルレヒトでのレンタル移籍を経験して2022年夏にボローニャへ完全移籍。ポストプレーの巧みさやシュートセンスの高さを武器に今季はセリエA31試合に出場して11ゴール5アシストを記録した。

イギリス『アスレティック』によれば、エリック・テン・ハグ監督が来季も指揮を執るとの見方が強まっているユナイテッドは攻撃強化に向けて、ボローニャとのクラブ間交渉を行っていないものの、現在ドイツで開催されているユーロ2024のオランダ代表メンバーに追加招集されたザークツィーへの関心を強めており、代理人とは接触しているという。

セリエAの複数クラブも関心を示しているオランダ代表FWには4000万ユーロ(約67億7000万円)の契約解除金存在しており、状況次第ではより単純化される可能性もあるとのこと。ただ、ボローニャとのクラブ間交渉や給与面、代理人への手数料とクリアしなければいけない問題もあるようだ。

ユナイテッドは昨夏に獲得したデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドが初年度ながらプレミアリーグ30試合で10ゴールを記録。ただ、ザークツィーのような中盤に降りてきてリンクマンと慣れるような選手を獲得することで、ホイルンドがよりゴールに近い位置でプレーして能力を発揮できると考えているようだ。

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