生活保護…不正受給したアルバイトの父親逮捕、収入あるのに「ない」とウソ 5年間で62回にわたり、347万円超だまし取る 息子と2人暮らしだった

生活保護費を不正受給、容疑で逮捕

 埼玉県警西入間署は18日、生活保護費を不正受給していたとして、鶴ケ島市三ツ木、アルバイトの男(73)を詐欺容疑で逮捕した。

 容疑は2018年3月から23年4月までの間、鶴ケ島市役所内の同福祉事務所ほか1カ所において、同職員に対して、就労収入があるにもかかわらず、就労収入が「ない」との内容虚偽の収入報告書を提出するなどして、計62回、総額347万2545円の生活保護費をだまし取った疑い。同事務所から告訴相談を受け、同署で捜査していた。男は「間違いない」と容疑を認めている。

 男は13年5月から生活保護を受けていた。息子と2人暮らし。

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