首都圏マンション、5月平均価格7.2%下落 3カ月連続マイナス=不動産経研

Ami Miyazaki

[東京 19日 ロイター] - 不動産経済研究所が19日に発表した5月の首都圏(1都3県)新築分譲マンション市場動向によると、1戸当たりの平均価格は前年比7.2%下落の7486万円で、3カ月連続のマイナスとなった。東京23区は同10.0%下落し1億0326万円だった。

初月契約率は56.0%で、2023年1月(54.6%)以来の50%台に低下した。

5月の発売戸数は1550戸で、前年比19.9%減と2カ月連続の減少となった。東京23区は同32.3%減の600戸だった。

一方、近畿圏(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県)の平均価格は14.8%上昇の5750万円と、2カ月ぶりに上昇した。

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