パドレスが逆転サヨナラ負けで5連敗 守護神スアレスがまさかの今季初黒星、松井裕樹は6試合連続無失点

○ フィリーズ 4x-3 パドレス ●
<現地時間6月18日 シチズンズ・バンク・パーク>

サンディエゴ・パドレスが逆転サヨナラ負けで5連敗。2番手として登板した松井裕樹投手(28)は6試合連続無失点をマーク。守護神のロベルト・スアレス投手(33)が今季29戦目にして初のセーブ失敗と黒星を喫した。

1点ビハインドの5回裏、先発マイケル・キングが100球に到達し、二死一、二塁とピンチを招いたところで松井が登板。暴投で走者を進めるも、7番マーシュを空振り三振に仕留め、火消し成功。直後の6回表にパドレス打線が3得点を挙げ逆転すると、続く6回裏にも続投。先頭の8番パチェに四球を与えるも、9番スタッブスから空振り三振を奪い、3番手エイドリアン・モレホンに交代。モレホンが無失点でイニングを終え、松井が勝利投手の権利を持った状態で試合は終盤へ突入した。

しかし2点リードで迎えた8回裏、5番手ワンディ・ペラルタが二死から1番シュワーバーに17号ソロを被弾し1点差。守護神スアレスが前倒しで登板し、リードを守って8回裏を終えるも、9回裏に4連打を浴び痛恨の2失点。逆転サヨナラ負けでパドレスは5連敗。借金3となり、ナショナル・リーグ西地区の4位に転落した。

この試合の松井は2/3回、打者3人に対し15球を投げて無安打、1四球、2奪三振、無失点という内容。チームが逆転負けを喫し、惜しくも4勝目はならず。今季成績は3勝2敗、防御率4.02となっている。

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