by ドローンジャーナル編集部
レッドクリフは、2024年5月15日、千葉県木更津市にあるテーマパーク「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」において、1,000機のドローンを使用したウエディング・ドローンショーを実施した。
日本国内では、コロナ禍を経てこれまでの慣習にとらわれない“2人らしさ”を追求した結婚式を挙げるカップルが増えている(※1)。レッドクリフはカップルが自分たちらしいオリジナリティのある結婚式を実現できるよう、ウエディング・ドローンショーの事業を展開する。
提供に先駆けて、2024年5月15日、同社代表取締役 佐々木孔明氏の結婚式で1,000機のドローンを使用したウエディング・ドローンショーを実施した。
※1 出典:「結婚総合意識調査2023(リクルートブライダル総研調べ)」(2023年10月25日)
挙式では、新郎新婦が指輪を交換する際にドローンが飛行してリングを運ぶという演出を実施。
披露宴でのウエディング・ドローンショーでは、シャンデリアやウエディング・ベル、教会、平和の象徴である鳩、新郎が片膝をつくプロポーズの様子と新婦がそれを快諾する様子、手を取り合い一緒に歩を進める姿、2人のイラストなどを次々と夜空に展開した。
ドローンのアニメーションに合わせて、お互いの第一印象やニックネーム、思い出の手作りごはん、未来への思いなどのメッセージを、新郎新婦本人による音声で演出した。
ドローンによって描かれたシャンパンに合わせて参列者と乾杯を行い、ドローンによる2人のイラストを背景に集合写真を撮影。ドローンショーのクライマックスで表示されたQRコードから写真をダウンロードできる仕組みも用意した。
今後レッドクリフは、富裕層向けサービスとして全国の式場と提携を進めていくことを視野に入れた事業展開を計画している。
ウエディング・ドローンショー概要
会場 :要望や結婚式場に合わせて飛行場所の選定を行う
費用 :機体数により変動
アニメーション :新郎新婦の思い出の風景や名前を入れたメッセージなど、シチュエーションに合わせてオーダーメイドで制作
制作期間 :約2か月