第二次世界大戦中の福岡大空襲から19日で79年となります。
福岡市では戦没者合同追悼式が行われました。
福岡大空襲では902人の命が失われました。
先の大戦で福岡市では引き揚げ中の死没を含めあわせて1万2131人が亡くなっています。
市役所1階で行われた追悼式では高島市長や区長らが花を供えました。
福岡市遺族会連合会の鬼木康弘(81)さんは大空襲当時は2歳。
記憶には残っていないと言いますが
その2カ月後に出征先のフィリピンで戦没した父親の面影に思いを馳せます。
「自分たちも親父の顔を知らんしですね。昔の写真を見て、けさも見てきましたですけどね。
「絶対ですね。絶対ほんともう戦争は起こしたくないですね。それだけです」
戦没者遺族の高齢化が進む現状については
「次の世代の人たちに語り継いでいかなければならない」と
言葉に力を込めていました。