ベントレー、新型「コンチネンタル GT スピード」の6月26日(日本時間)発表を予告 ハイブリッドは782PS/1000Nm発生

by 編集部:小林 隆

2024年6月25日(現地時間) 発表

新型「コンチネンタル GT スピード」

英ベントレーは、第4世代となる新型「コンチネンタル GT スピード」を現地時間6月25日16時(日本時間:6月26日0時)に公開する。

2002年に発表されたコンチネンタル GTはベントレー再生のスタートとなり、販売台数を10倍に伸ばしたことでベントレーのビジネスを一変させた。2代目は2010年にフランス パリで発表され、W12エンジンを搭載して発売しつつ2012年にはV型8気筒4.0リッターエンジンを新たに追加。また、3代目は2018年に登場し、新しい専用プラットフォームをベースに新エンジン、新サスペンション、新電装アーキテクチャー、新技術、新内外装デザインを採用し、高級GTセクターにおける新しい基準を定めた。

そして第4世代となる新型コンチネンタル GT スピードは「105年のベントレーの歴史の中で最もパワフルなロードカー」とされ、全てのモデルレンジでプラグイン ドライブトレーンを利用できるようにしたことで、持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーを目指すベントレーの「ビヨンド100」のプロセスにおいて重要なマイルストーンになるという。

搭載するベントレー初の新型ウルトラ パフォーマンス ハイブリッド パワートレーンは最高出力782PS、最大トルク1000Nm、80kmの電気航続距離、50g/km以下のCO2排出量(WLTP)を実現するとのこと。また、トルクベクタリング機能付きアクティブAWD、4輪ステアリング、電子制御式リミテッドスリップディファレンシャル、48V電動アクティブアンチロールコントロール、新開発のデュアルバルブダンパーなど、最新世代のシャシーテクノロジーが搭載され、これまでで最もダイナミックなベントレーであり、セグメント初の「日常的なスーパーカー」と表現している。

なお、その性能の証としてベントレーは6月25日に、地球上で最も長い海底道路トンネルであり、最も深いトンネルでもあるノルウェーのリフュルケトンネルで最高速208mph(335km/h)を記録し、非公式な「海底速度記録」を達成したことを発表する。このトンネル走行を紹介する映像は、発売と同時に公開される予定。

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