「ヤンキース4-2オリオールズ」(18日、ニューヨーク)
ヤンキースの主砲、ジャッジが左手に死球を受け、途中交代するアクシデントに見舞われた。
3点リードの三回、先頭で打席に立ち、カウント1-2から151キロ直球を左手に受けた。16日にはドジャースのベッツが左手に158キロを受け骨折したばかり。本拠地にブーイングが響き渡る中、苦悶の表情を浮かべて一塁へ歩いたジャッジは四回の守備にも就いたが、その裏の攻撃で代打を送られ、退いた。
今季は75試合に出場し、両リーグ独走の26本塁打を記録し、64打点と合わせて二冠のジャッジは打率でも・301をマークし、22年に続く2度目のMVPの最有力候補に挙げられている。
米メディアによると、試合後に取材に応じたジャッジは笑顔で「良いニュースがあったので気分はいい。CT検査の結果が異常なしだった。すごくホッとしている」と話した。