「ようこそ沖縄へ」ウクライナ選手団が来沖 デフバレー世界選手権 20日開幕 豊見城が主会場 沖縄

デフバレーボール世界選手権に出場するため来沖したウクライナ選手団=18日午後4時27分、那覇空港(大城直也撮影)

 20日から始まる「デフバレーボール世界選手権2024沖縄豊見城大会」に合わせ、海外から最初の選手団となるウクライナ選手団が18日、那覇空港に到着した。国内で同選手権が開催されるのは初めて。

 20日に開会式を行い、試合は21~30日、豊見城市民体育館をメイン会場に実施され、男女合わせて8カ国13チームが出場する。男子日本代表には豊見城市出身の眞謝茂伸が参加予定。

 ウクライナから沖縄入りしたのは選手やスタッフ36人。県と県スポーツ協会、豊見城市、糸満市などの関係者らが、ウクライナ国旗と横断幕を掲げたほか、同国の言葉で「ようこそ沖縄へ」と書かれた手作りのボードを手に選手らを出迎えた。

 国旗の配色に合わせた黄色と青色のウエアを着た選手らは、笑顔で手を振って歓迎に応えていた。

 (渡真利優人)

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