福岡大空襲から79年 戦没者追悼式で遺族代表「語り継いでいかなければ」 戦争体験者や遺族の高齢化進む

1000人を超える死者・行方不明者が出た福岡大空襲から6月19日で79年です。

福岡市で戦没者の追悼式が開かれました。

1945年6月19日の福岡大空襲では、福岡市の中心部に約1500トンもの焼夷弾が投下され、死者・行方不明者は1000人を超えました。

福岡市役所では、戦没者をしのぶ追悼式が行われ、遺族会連合会の代表など約80人が参列しました。

福岡市の戦没者は、海外から引き揚げ中に亡くなった人などもあわせ1万2000人あまりにのぼります。

◆福岡市遺族会連合会 鬼木康弘 副会長
「後を継いでいかれる方に、しっかり語り継いでいかなければいけない」

戦後79年目を迎え、戦争体験者や遺族の高齢化が進む中、次の世代にどう語り継いでいくかが大きな課題となっています。

© テレビ西日本