「手が見えたので慌てて救助」高齢男性を救助した下関に会社員に感謝状

運転を誤ってため池に落ちそうになっていた高齢の男性を救助したとして下関市の40代の男性に警察から感謝状が贈られました。

贈呈式では市内の会社員=白井克弥さんに下関警察署の石田篤史署長から感謝状が贈られました。

先月23日の午前10時前白井さんは市内の霊園で行っていたツツジの剪定作業を終え焼却場へトラックで向かっていたところ、ため池に落ちそうになっている軽トラックを目撃しました。

(白井克弥さん )

「通り過ぎる前は2~3時間前くらいの事故なんだろうなと思って通り過ぎながらぱっと見たら手が見えたので慌てて救助した、ドアを開けて手と肩をもって引き上げた」

白井さんは助手席側のドアを開けて80代の男性を救助しました。

男性は前をよく見ておらずため池を囲っていたフェンスに誤って衝突したということです。

救助から間もなくして軽トラックはため池に落ちました。

(白井克弥さん)

「当たり前のことをしただけなのでそれ以外ないです意識もちゃんとありましたし会話もできたのでケガもなさそうだったので」

白井さんは男性からありがとうと感謝の言葉をかけられたということです。

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