【MLB】山本由伸とベッツの長期離脱でドジャースの補強プランに影響は ゴームズGMが今後に言及「現時点では……」

ナ・リーグ西地区首位を走るドジャースは、山本由伸投手、ムーキー・ベッツ内野手が負傷者リスト入りで長期離脱を余儀なくされた。今季は故障者が多発しており、豊富な戦力を誇る常勝球団とは言えども油断ならない状況だ。

トレード期限が7月末に迎る中で、球団GMのブランドン・ゴームズが今後の補強プランについて言及した。米複数メディアが報じている。

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■大きな変更点はなし

ゴームズGMは「現時点では、(山本とベッツの離脱が)意味のある変化をもたらすとは思っていない。離脱した選手たちがポストシーズンに戻ってくるという期待があるからだ」と地元メディア『ロサンゼルス・タイムズ』に語ったとのこと。また、トレード期限に関しても「地区内での成績と、勝ち星の状況を見ながら対応していく」とも明かしている。ナ・リーグ西地区で唯一の勝ち越し、2位のダイヤモンドバックスに9ゲーム差をつけている現状では、補強プランに大きな変更点はないという。

地元メディア『ドジャース・ネーション』も「チームが崩壊しない限りプレーオフ進出は確実であるため、それに備えることが再びワールドシリーズを目指すチームにもっとも重要な目標だ」と報じている。地区首位を独走するドジャースにとっては、あくまで許容範囲内と言ったところか。

実際、ベッツが欠けた試合でもリードオフマンに大谷翔平投手が座り、ユーティリティの“守備職人”ミゲル・ロハス内野手が遊撃手でスタメン出場。山本と入れ替わるように剛腕のボビー・ミラー投手が復帰間近で、当面の間ふたりの穴は十分カバーできると見られている。

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