子ども中心に感染する手足口病 佐賀で流行「警報」

子どもを中心に感染する手足口病が広がっているとして、佐賀県は19日、流行発生の「警報」を発表しました。

佐賀県によりますと、6月10日からの1週間で手足口病の感染が確認されたのは123人で、1定点医療機関あたりで5・35人と警報基準の「5人」を上回りました。

警報の発表は2年連続で、6月の発表は大流行した2019年以来です。

手足口病は名前の通り手や足、口などに水ぶくれができるウイルス感染症で、幼児を中心に夏場に感染が広がりますが、大人も感染する恐れもあります。

咳やくしゃみなどの飛沫感染のほか、便からは長期間ウイルスが排泄されるため、佐賀県はこまめな手洗いやタオルの共有を避けるなどの感染対策を呼び掛けています。

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