福岡県議の海外視察 改革PTが中間答申案まとめる

福岡県議会議員の海外視察の在り方について見直しを進めるプロジェクトチームは19日、改革案をまとめ議長に答申しました。

案には報告書の作成義務や経費に上限を設けることなどが盛り込まれています。

福岡県議会議員の海外視察をめぐっては、4月に行われたドバイなどの視察が、公費でまかなわれたものの報告書の提出が義務付けられていないなど不透明性が問題視され、改革チームが立ち上げられました。

19日の会議で示された改革案には、視察の予算について参加する議員の人数など実態にあった経費を計上することや、年間の経費に上限を設けることが盛り込まれました。

視察後には議員全員が何かしらの形で作成に関わる報告書を県議会のホームページで公開するとしています。

改革案を手渡された香原勝司議長は、「しっかり目を通して早急に着手をする。まずスタートを切ってやっていくことが県民の皆さんのご理解、ご支持を得られると思う」と述べました。

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