大谷翔平が今季メジャー最長145m弾の第20号! 敵地記者、レポーターも感服「打球が違う」「ボンズ以来だ」

スーパースターの勢いが止まらない。

現地6月18日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地で行なわれたコロラド・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」として先発出場し、第3打席で2試合ぶりの今季20号ソロを放つなど、5打数2安打2打点をマーク。アトランタ・ブレーブスのマーセル・オズーナと並び、本塁打争いのリーグトップタイに再浮上している。

敵地が思わずどよめいたのは、5点を追う6回先頭の第3打席。ロッキーズの先発左腕オースティン・ゴンバーと対峙すると、カウント2-0から投じられた3球目の内角スライダーを強振し、これが打球速度113マイル(約181.9キロ)、飛距離476フィート(約145.1メートル)を計測するバックスクリーンへの今季メジャー最長弾となった。

この豪快アーチには、敵地メディアからも称賛の声が続々。なかでも米コロラド州地元放送局『AT&T SportsNet Rocky Mountain』でレポーターを務めるケルシー・ウィンガートリンチ氏は、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「オオタニが476フィートをデッドセンターにたたき込んだ。打球が違う」と感嘆の声を漏らしている。

また、地元紙『The Denver Post』のトロイ・レンク記者は、「ここまでロッキーズがドジャースを打ちのめしている。ただ、オオタニが今季メジャー最長弾を放った。476フィート。クアーズ・フィールドのセンターにあれだけ飛ばすのを見るのは、バリー・ボンズ氏が放った488フィート(約148.7メートル)以来だ」と呟いていた。

なお、この試合はドジャースが11対9で逆転勝ち。現地6月6日~8日以来の3連勝を飾り、貯金を今季最多の「17」に増やしている。

構成●THE DIGEST編集部

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