青森・大鰐町の中心街で火災 少なくとも7棟が燃える

19日午後、青森県大鰐町の中心街で、少なくとも7棟が燃える火災が発生しています。発生から3時間半ほど経過した午後4時現在も消火活動が続けられています。

警察や消防によりますと、午後1時ごろ、大鰐町大鰐の「新宅製材所」で、「ドラム缶から火が移った」「建物が燃えている」などと119番通報がありました。

【坂本庸明記者】
「こちらは大鰐町の火災現場です、黒い煙が舞い上がっていることが分かります。火は他の建物にも燃え移り、現在も懸命な消火活動が続いています」

消防車両およそ15台が出動し、午後4時現在も消火活動が続けられています。

【通報者】
「煙が急に黒くなってきて、これはもしかしてと思って、とにかく119に電話して」
「火の気が上に上がったんですけど、結局周りの家にこんなふうに移ってしまって」

JRによりますと、奥羽線の弘前と大館間で運転を見合わせていて、これまでに13本が運休しています。今のところ、けが人や逃げ遅れの情報は入っていませんが、火元の建物を含めて少なくとも7棟が燃えているということです。

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