サクランボの盗難防止へパトロール/青森・南部町

サクランボの本格的な収穫シーズンを迎えた青森県南部町では、盗難防止のためのパトロールが始まりました。

南部町役場で行われた出動式には、町の防犯協会の会員など20人ほどが参加しました。南部町フルーツ娘からのぼり旗が手渡された後、パトロールの出動が宣言されました。

会員たちはこの後それぞれ車に乗り込み、パトロールに出動。園地では盗難防止を呼び掛けるのぼり旗が設置されました。

【南部町名川観光さくらんぼ園振興会 小澤田誠副会長】
「6月の最初のやませで一気に割れてしまった農家さんが多くて、ただでさえ収穫できるものが少なくなっていますので、結構ピリピリしている人が多いですので、ピリピリし過ぎて倒れないようにしながら(パトロールを)やっていきたい」

【三戸警察署 高橋徹署長】
「昨年は3件盗難に関する相談がありました。今年は1件、それぞれ枝からもぎ取られたのではないかという相談です」
「署員一丸となってパトロールに頑張りたいと思っています」

盗難防止パトロールは、「南部町さくらんぼ狩り」の期間中の7月15日まで、会員が2人1組になり夜間行われます。

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