人手不足で注目は「時短食品」 2500品を展示【長野市】

食品フェア

夏の観光シーズンに向け、業務用食品の展示会が長野市で開かれました。調理時間を短縮できる商品が注目を集めています。

■記者
「会場内、多くの人でにぎわっています。ことしは円安やインバウンドの影響によって長野県ブースに力を入れているそうです」

会場に並ぶのは、およそ2500種類の冷凍食品や加工食品です。業務用食品の卸売会社「ナガレイ」が開催し、県内外の120社が出店しました。夏の観光シーズンに向けた展示会は新型コロナの影響で5年ぶりの開催です。人手不足を背景に、調理時間を短縮できる商品も充実させています。

■介護施設の調理担当者
「温めるだけで食べられたり盛り付けして冷やして食べられるので朝食には簡単。信州の肉や果物があるので良いなと思って」
■日本料理店
「(店は)海外のお客さんは非常に多いので、(ここに来ると)色んな情報も頂けますし、我々の研究材料にもなる」

開発担当者と料理人が直接、話ができるのもこの展示会の魅力です。

■ナガレイ・青柳省二取締役
「ここまで観光客が増えた長野県をもっと良くしたいという表れで、ここまで沢山の人が来てくれたと思います」

20日の展示会は安曇野市で開催されます。

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