「出産ナメてました…」2日間という長丁場も「お産には必ず終わりがある」という言葉が励みに【たまひよ 出産体験談】

こんにちは。たまひよONLINE編集部です。
たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」のルームに寄せられたみんなの「出産レポート」から、りーちゃんの出産体験談をお届けします。

【出産レポ:自然分娩ナメてたお話し】
3月26日16:35に3142gの女の子を無事に出産しました。そのレポートです!
はじめに、私が救われた言葉は「お産には必ず終わりがある」です!何かの参考になれば幸いです!
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★初産
★38w4dでの出産
★普通分娩(自然分娩)
所用時間38時間35分
★夫立ち会い
★当時の状況★
3月25日午前1:40頃に就寝中に何故か飛び起き、破水を確認。陣痛や痛み無し。
→すぐ病院に電話し、入院の準備をして来てくださいとのこと。(入院書類忘れずに持って行こう!)
→陣痛タクシー(kmタクシー)で夫と向かう。
※お産用パッド(大)をつけ、バスタオルを持って行きました。
※kmタクシーすぐ電話繋がり5分ほどで到着。対応も丁寧で良かったです!

→午前2:20頃にLDR入室し診察。
破水しているが陣痛の兆候なし。内診では子宮口2cm。
→破水してるのでタイムリミットは26日の夕方まで。それまでに産まれなければ帝王切開と説明を受け書類にサイン。

→2:30ごろ点滴で陣痛促進剤の投与開始。前駆陣痛的な痛みを感じ始める。
定期的に点滴を確認し、量を多くしていく方法でした。最初は「痛いな〜」くらいでワクワクして余裕。

→朝8:30に朝食が出て食べる。まだ余裕。

→25日朝9時頃に内診が入り、あの内診グリグリを初めて経験。痛い痛い!子宮口3cmでまだまだお産に足りない…引き続き陣痛促進剤を強くして投与。

ここから地獄の始まりでした…
→次第に陣痛っぽくなって激しく痛み始める。30分〜10分間隔でバラ付きはあるが痛い!夫に腰をさすってもらいながらひたすら耐える。叫ぶ。痛いのは30秒〜1分だけどマジ痛い!これの繰り返し。
→30分おきに助産師さんが様子を見にきてくれたけど、「お産までまだまだだから頑張って」と言われるばかり…本気でうわーんって泣いてた。

→12:00にお昼が出たが、痛くて食べる余裕なく、フルーツとヨーグルトだけ食べて、残りは夫に食べてもらう。

→18:00に夜ごはんが出るが、痛過ぎて食べる気力なし。お産を進めるために豆腐と牛乳だけ頑張って食べる。残りは夫にお願いした。
→食後しばらく後に内診。子宮口まさかの3cmで変わっておらずお産にはまだまだ足りない…。いったん陣痛促進剤の投与をやめて、次の日に仕切り直しとなりました。LDRにそのまま宿泊となる。

しかし…
陣痛促進剤はやめた後もしばらくは陣痛を起こすので痛い…
やっと痛みが引いたと想ったら、なんと自然に陣痛が発生。ずぅーっと痛くて眠れない。
→激痛の内診グリグリされ、お産にはまだ足りない陣痛で赤ちゃんが降りてきてないので頑張って明日に向かって子宮口を広げよう!と言われる。
→25日の夜から20分おきくらいに痛くて叫びまくり。一緒に泊まってくれてる夫に腰をさすってもらってました。夫がいなかったらここで心折れてます。
腰にカイロを貼って、ここをさすって!と目印にしてました。さすってもらうと痛みが和らぎました。

→朝を迎えても痛い痛い!眠れてない!朝ごはん食べられず…用意してたゼリー飲料をとにかく流し込む。

26日は産まれる16:35までずぅーっと陣痛との闘い。
→朝の内診グリグリで子宮口4cm。開いたので普通分娩で行く流れになり、違う種類の陣痛促進剤で加速させる作戦を決行。
→陣痛はすすみ、痛みが増す!ずぅーっと叫び散らかす。

→12:00お昼ごはんなんて痛みと叫びで食べられるわけもなく、朝の残りのウィダーインゼリーを流し込む。夫はお昼を食べながらも叫んだらすぐ腰を押してくれて助かった。
テニスボール良かった。陣痛に負けないくらい腰を押し返すと痛み和らぐ!

→午後いちの内診グリグリで子宮口
7cmになり、「もうすぐだから頑張ろう!15時か16時には産めるかもね」と言われるが、時計を見たら13時前で絶望…

その後ずぅーっと痛みと闘い続ける
→その後こまめに内診グリグリが入る。14:00頃の内診で子宮口8cm-9cm。「赤ちゃんも降りてきたが、お顔が斜めに入っててまだかかりそう…」と言われる。
「麻酔ちょうだい。もう無痛にして。帝王切開にして」と言うも(それくらい余裕がなかったし泣いてた)、「今から手術の準備したらその間に産まれちゃうから無理よ〜」と優しく諭される。

→15:30頃、内診グリグリで子宮口ほぼ全開。「いいよいいよ〜」と周りに励まされながらイキミまくってとにかく赤ちゃんを降ろそう作戦を決行。

この頃は腰ではなくお尻を腕で支えてもらうと和らぎました!
※この時にバースプランを再確認されたんだけど(胎盤みたいんだっけ?臍の緒は余分にとっておくんですね〜とか)夫と共有してたので全部答えてもらいました。余裕ないってw

→16:00頃、赤ちゃんの頭が見えてるよ!と朗報が!ひたすらイキみ続ける。
→16:15頃ようやく分娩台。「あと数回イキめば会えますよ〜」と、とにかくイキんだ!途中、「会陰切開します」言われて切りましたが、あんなに嫌だったのに、いざとなると「早く切ってー」ってなって全然痛くなかった。必死過ぎて我が子の産声が聞こえずにしばらくイキんでて、みんなに「産まれたよ。産まれたよ」って言われた気がする。バースプランで夫に産声の録画を頼んでて、ちゃんと撮っててくれて、本当に良かったと思いました。

→産んだ病院が元々、助産師さんがいる中でのカンガルーケアをしてくれるところだったので、私の胸の中で産まれた我が子と対面。愛おし過ぎて辛かったことなんて全て忘れました。破水からタイムリミットギリギリの出産となりましたが、周りのサポートもあり、現在は我が子に問題無しです!

夫は涙してて、「よく頑張った!ありがとう!」と言ってくれて救われたし、会陰切開を縫ってる間に助産師さんからの赤ちゃんに対しての検査や、今後の流れについても代わりに聞いてくれてて本当に助かった。入院も個室にさせてくれて本当に助かってる。
→胎盤を見せてもらいました!私のは大きめで800gくらいあった!ただのレバーでそこまでグロくなかったです!夫も普通に見れました!「我が子を育ててくれてありがとう」と言ってお別れしました。
以上レポートでした!

私の場合は、破水が先で陣痛無しだったので、痛みとの闘いが長く、初産なのもあって2日間という長丁場となりました。結果的には普通分娩ナメてたなと正直思いましたが、終わってみれば経験して良かったと思います。
何より、夫は手が痛くても、腰や尻をずっとさすったり抑えたりしてくれて、付きっきりで私を支えてくれました。この支えが無かったら本当に乗り切れませんでした。
お読み頂きありがとうございます!

いかがでしたか? たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」では、もっとたくさんの「出産レポート」を読むことができます!また、同じ出産予定月の人と情報交換ができる「同期ルーム」もありますので、ぜひ活用してみてくださいね。

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●この記事は個人の体験記です。
●記事の内容は2024年3月の情報で、現在と異なる場合があります。

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