横浜ゴム、2024年のパイクスピーク参戦車「ヒョンデ アイオニック 5 N TA Spec」などにタイヤ供給 3年連続の総合優勝を目指す

by 編集部:小林 隆

2024年6月23日(現地時間)開催

ロビン・シュート選手が駆る「Hyundai Ioniq 5 N TA Spec」

横浜ゴムの米国のタイヤ販売会社であるYokohama Tire Corporation(ヨコハマタイヤコーポレーション)は、6月23日(現地時間)に米国コロラド州で開催される「第102回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」の6クラスに参戦する15台以上にグローバルフラグシップタイヤブランド「ADVAN(アドバン)」シリーズのウルトラハイパフォーマンスタイヤなどを供給する。

パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムは1916年から開催されている伝統あるヒルクライムレース。別名「雲へ向かうレース」と呼ばれ、標高2862mのスタート地点から標高4302mにあるゴールまでの約20kmのコースで競う。ヨコハマタイヤ装着車は2020年と2022年、2023年に総合優勝を果たしている。

2024年はHyundai(ヒョンデ)がサポートするチームから参戦する3台のBEV(バッテリ電気自動車)にタイヤを供給。同チームから2022年、2023年に「ADVAN」を装着して2年連続優勝を果たしたロビン・シュート選手も参戦し、同選手の駆る「Hyundai Ioniq 5 N TA Spec」はレーシングタイヤ「ADVAN A005(アドバン・エー・ゼロゼロゴ)」を装着する。タイムアタック1クラスでは同じく「ADVAN」を装着し2年連続で優勝しているデイビッド・ダナヒュー選手など多数の有力選手に「ADVAN A005」およびウルトラハイパフォーマンスタイヤ「ADVAN Sport V107(アドバン・スポーツ・ブイ・イチマルナナ)」を供給する。

また、「パイクスピークGT4トロフィー by Yokohama」にはストリートスポーツタイヤ「ADVAN A052(アドバン・エー・ゼロゴーニ)」をワンメイク供給。同クラスは2023年までポルシェGT4車両のワンメイクレース「ポルシェ パイクスピークトロフィー by Yokohama」として開催されていたが、2024年から他メーカーのGT4車両も参戦可能となり、よりエキサイティングなレースが期待される。

「ADVAN A005(ドライ用)」
「ADVAN Sport V107」
「ADVAN A052」

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