仙台市議会議員対象のハラスメント防止研修会 仙台市職員の相談に応じる弁護士が講師

仙台市議会の議員を対象に、ハラスメント防止の研修会が開催されました。

仙台市議会の女性議員らが開催した研修会では、仙台市職員のハラスメントの相談などに応じている栗原さやか弁護士がハラスメントに対する意識が変わってきている現状を説明しました。

栗原さやか弁護士「以前は、この程度なら問題ない、誰も目くじらを立てないとされていても意識の高まりに伴って厳しい非難の対象になる可能性がある」

栗原弁護士は、プライベートなことをしつこく質問したり意見を押し付けたりすることは避け、適度な距離感を保った言動が必要で、笑顔で応じていても不快に感じているケースも多いなどと注意を促しました。

ひぐちのりこ市議「色々な所で差別を受けてきた人や自分の声が届かない所にいる人についてのある程度の思いをはせる、共有することは必要と思ってます」

主催した議員らは定期的に研修会を開催して、ハラスメント防止に務めたいとしています。

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