【移籍】伊藤洋輝獲得のバイエルン、カゼミーロに再びフラれる。ターゲットを28歳ポルトガル代表へ変更か

二度目の“求愛”を当初は喜んだが…。

ドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンがこの夏の移籍マーケットで、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表MFカゼミーロ(Casemiro)の獲得を目指しているという。これで二度目という接触で、カゼミーロも歓迎しているのだが、しかし……その条件は彼を喜ばすものではなかったようだ。

ポルトガル語メディア『トリベラ』が6月18日に報じた。プレミアリーグの強度とスピードになかなかフィットできずにいるものの、その守備から攻撃に絡んでいける能力はやはり一目置かれるスーパーボランチは、2022-23シーズン後に続き、今回再びバイエルンから打診を受けた。

カゼミーロも当初はこの“求愛”を喜んだ。しかし、ドイツ記録であるブンデス11連覇を1年前に達成したバイエルンが示した“価値”は、32歳のミッドフィルダーがユナイテッドを離れる動機にまではならなかったそうだ。

どのような条件提示がされたかは不明である。そうしたなか今季UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)ベスト4まで勝ち進んだバイエルンは、ターゲットを変更。フラムFCに所属していてドイツEURO2024にも出場しているポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(Joao Palhinha)の獲得を目指している。サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)DF伊藤洋輝(Hiroki ITO)をVfBシュツットガルトから迎え入れたのに続き、堅実な補強に動いている。

また、カゼミーロのマンチェスター・Uでの去就は、エリック・テン・ハフ監督の続投決定に伴い読めなくなっている。ユナイテッドとは2026年6月まであと2年契約を残している。レアル・マドリードの最強の中盤を支えた男は、タイトルを欲して新天地を求めるのか、それともユナイテッドへの忠誠を優先するのか――。

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同メディアは、いずれにせよカゼミーロは、条件のみならずクラブのプロジェクトに賛同できた場合のみ移籍を決断すると伝えている。

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