鹿沼市の佐藤信市長「最後の記者会見」4期16年を振り返る

とちぎテレビ

任期満了で20日に退任する鹿沼市の佐藤信市長が19日、最後となる定例の記者会見を開き、4期16年を振り返りました。

2008年の鹿沼市長選挙で当時の現職を破り初当選し4期を務めた佐藤市長は、最後の記者会見でいちご市宣言や防災拠点となる市役所の新庁舎の建設、それに新たな産業団地の造成などこの16年間の取り組みをあげ「長くやった実感がない。ほっとしたような寂しいような複雑な気持ち」と振り返りました。

また、「何があってもすべての責任を負わないといけないという気持ちを常に持ちながら笑顔を忘れることなく明るい雰囲気で仕事が続けられたのは皆さんのおかげ」と感謝の言葉を述べました。そして、退任するにあたり歴代の市長と同様に制作したという自身の肖像画を披露しました。肖像画は、鹿沼市内に住む洋画家の大輪信雄さんが描いたもので18日に完成したということです。

記者会見を行うこの部屋に飾られこれからも、鹿沼市の発展を見守りたいと新しい市長への注文も忘れませんでした。

今月9日に投開票が行われた鹿沼市長選挙で初当選した松井正一新市長は21日に初登庁します。

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