SBI証券、口座開設でマイナカードの公的個人認証導入

by 村石英寿

SBI証券は、マイナンバーカードの公的個人認証サービスを利用した本人確認を導入した。口座開設時に、マイナンバーカードをスマートフォンで読み取ることで、本人確認が完了できる。

公的個人認証サービスは、マイナンバーカードのICチップに搭載された電子証明書を利用し、他人によるなりすましやデータの改ざんといった不正を防止することで、オンラインで安全に本人確認を行なうサービス。この導入により、これまで必要だった本人確認書類や顔写真の撮影なしに本人確認を完了できるようになった。

なお、これまでの「マイナンバーカードをその場で撮影」「既に保存済みの書類(画像)で提出」での本人確認方法も引き続き利用可能。

さらに、口座開設申込時に入力した氏名や住所等がマイナンバーカードの登録情報と異なる場合、事前に不備の判別が可能になる。

公的個人認証サービスには、SBIファイナンシャルサービシーズとの間で'19年12月より資本業務提携契約を締結しているダブルスタンダードの提供するシステム「D-Confia」を採用する。

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