『梨泰院クラス』でセロイ父役演じた韓国俳優、実兄が61歳で逝去…映画雑誌の写真部長など歴任

韓国ドラマ『梨泰院クラス』などで知られる俳優ソン・ヒョンジュ(58)の実兄の訃報が伝えられた。

ソン・ヒョンジュの所属事務所BILLIONSが6月19日までに伝えたところによると、ソン・ヒョンジュの実兄ソン・ホンジュさんが同日、この世を去った。61歳だった。

ソン・ホンジュさんは韓国の映画雑誌『CINE21』で写真部部長を務め、京城(キョンソン)大学やマルチメディア大学の写真学科兼任教授を歴任した。

ソン・ホンジュさんの遺体安置所は、ソウル黒石洞(フクソクドン)にある中央(チュンアン)大学病院の葬儀場に設けられた。

出棺は21日午前6時30分に執り行われ、埋葬地は仁川(インチョン)家族公園となる。なお、ソン・ヒョンジュは2022年9月に実父を亡くしている。

(写真提供=OSEN)ソン・ヒョンジュ

なお、ソン・ヒョンジュは1965年6月24日生まれの58歳。1991年にKBS第14期公開採用タレントとして芸能界デビューした後、ドラマ『バラ色の人生』(2005年)、『ソル薬局の息子たち』(2009年)、『追跡者〔チェイサー〕』(2012年)、『模範刑事』(2020年)、『魅惑の人』(2024年)や、映画『悪のクロニクル』『リバイバル 妻は二度殺される』(2015年)、『王と道化師たち』(2019年)などに出演してきた。

なかでも、2020年放送のドラマ『梨泰院クラス』では、俳優パク・ソジュン演じる主人公パク・セロイの父親パク・ソンヨル役で特別出演した。

ソン・ヒョンジュの次回作は、韓国で来る8月12日より放送予定のENA月火ドラマ『Your Honor』(原題)だ。同作は、子どものために“怪物”になることを決意した2人の父親、ソン・パンホ(演者ソン・ヒョンジュ)とキム・ガンホン(演者キム・ミョンミン)のストーリーが描かれた作品となっている。

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