平和の礎 「慰霊の日」を前に戦艦大和の乗組員など181人の追加刻銘板を設置 刻銘者は24万2225人に

今月23日の「慰霊の日」を前に、沖縄戦などの戦没者の名前を刻んだ平和の礎に新たに181人の名前が追加された刻銘板が設置されました。

糸満市摩文仁の平和祈念公園にある平和の礎には、国籍や軍人、民間人などの区別なく沖縄戦などで命を落とした戦没者の名前が刻まれています。

今週日曜の慰霊の日を前に、新たに判明した181人の名前を刻んだ刻銘板が19日に設置されました。

県によりますと、新たに追加刻銘された181人のうち県出身者は24人。県外出身者が157人で、戦艦大和の乗組員など海軍関係者が大半を占めています。

沖縄県平和・地域外交推進課 和仁屋浩次班長
「沖縄県といたしましては、この平和の礎の取り組みを通じて、平和を希求する沖縄の心を国内外に発信してまいりたいと思っています」

今回を含め、平和の礎に名前を刻まれた人は24万2225人となっています。

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