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ウソの確定申告書で還付の申告を行い、現金およそ480万円をだましとろうとしたとして、宮城野区の会社役員の男など5人が逮捕された。5人は、5月にも同様の手口で合計710万円の還付金をだましとった疑いで逮捕されていた。
詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、宮城県内に住む以下の男5人。
仙台市宮城野区小田原の会社役員(46)
仙台市泉区松森の土木作業員(56)
宮城県亘理町吉田の会社員(56)
仙台市太白区袋原の建設作業員(40)
仙台市宮城野区岩切の土木作業員(28)
警察によると、5人は2021年10月に架空の源泉徴収額を記載したウソの確定申告書を県内の税務署に提出。
合計約480万円をだまし取ろうとしたものの、不正な申告が発覚し還付金が入金されなかった詐欺未遂の疑いがもたれている。
5人の認否について、捜査に支障が出るとして明らかにされていない。
知人関係とみられる5人は、5月にも同様の手口で合計710万円の還付金をだましとった疑いで逮捕されていた。
5人の中で、仙台市宮城野区の会社役員(46)が何らかの指示役を務めていたとみられ、警察が5人の詳しい関係性や余罪があるかどうかなど捜査を進めている。