体操・岸里奈 初の五輪は「団体メダルが目標」「オールラウンダーとしていけたら」

 写真に応じる岸里奈(左)

 体操女子で今夏のパリ五輪代表の岸里奈(戸田市スポーツセンター)が19日、戸田市役所で行われた激励会に参加した後に、戸田市長を表敬訪問した。パリ五輪に向けて「団体メダルを目標に頑張りたい」と意気込んだ。

 五輪開幕まで約1カ月。初の夢舞台を前に「いろんな人に応援されている」と改めて刺激を受けた1日だった。5月のNHK杯はエース宮田笙子(順大)に次ぐ2位。「ライバル」を問われると、「日本では宮田選手、世界ではバイルズ選手に勝ちたい」と、米国選手で2016年リオ五輪4冠の“絶対女王”の名を挙げた。

 団体金メダルへは、「美しい体操を磨き上げてきた」とうなずく。「苦手はないので、オールラウンダーとしていけたら」と力を込めた。

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