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<アース・モンダミンカップ 事前情報◇19日◇カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)◇6688ヤード・パー72>
2週前の「宮里藍 サントリーレディス」で3年ぶりのツアー優勝を果たした大里桃子に、「アース・モンダミンカップ」会場でうれしい“トロフィー”が届けられた。それは使用するアイアン『ミズノプロ243』を手がけるミズノが贈った、アイアンヘッドがついた記念の逸品だ。
練習グリーンで同社のツアー担当者からこのトロフィーを手渡された時の大里は、何度も記念撮影を行うほどの喜びよう。同社のアイアンは昨年の夏から使用し、現在のミズノプロ243は、昨年11月の「大王製紙エリエールレディス」から愛用している。「顔がすごく好きで、グースが効いていないのが好み。ボールにしっかりとコンタクトしてくれる感じもいい」とほれ込んでおり、それを最高の結果につなげた形だ。
今回のトロフィーに使用されているのは、実際のミズノプロ243のヘッドの7番。アイアンは7、8、9番とピッチングウェッジをバッグに入れている大里は、「あと3勝で私が使っているのがそろいますね」と“コンプリート”にも意欲を示す。
ミズノはこれまでに契約、非契約にかかわらず、同社のクラブを使用して優勝した選手に対し、同様のトロフィーを贈っている。非契約選手では過去に穴井詩や原英莉花らも受け取っているが、この取り組みを「知らなかった」という大里にとっては、大きな“サプライズプレゼント”になった。
「父がトロフィーなどをコレクションしている部屋があるので、そこに飾ります」と満面の笑み。ツアー3勝を誇る25歳に、また新たな“勲章”が加わった。(文・間宮輝憲)