建築業界の担い手を育成!工事中の橋を高校生が見学

人材不足が進む建設業界に興味を持ってもらおうと、豊岡市の橋の工事現場で高校生を招いた見学会が行われました。

豊岡市の円山川でかけ替え工事が進む「城崎大橋」の見学会は、将来の建設業界を担う若い人材を育成しようと、丹波土木事務所が企画したもので、県立篠山産業高校電気建設工学科の1年生35人が参加しました。

完成からおよそ60年が経過した「城崎大橋」は、老朽化に加えて、幅が狭いことや、重量制限で大型観光バスが通行できないなど問題が多く、2005年から新しい橋の建設が進められています。

生徒たちは担当者から今回の工事に用いられている工法や材料の説明を受けた後、工事中の今しか入ることができない橋桁の内部にも足を踏み入れ、実際に工事が進められている現場を見学しました。

生徒らは橋を頑丈に保つ技術やケーブルなど、普段見ることができない現場を目の当たりにして、建設業に対する関心を高めていました。

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