「社長になる手続きに必要」老舗旅館の創業者の息子かたり、23歳会社員からカード詐取疑い

京都府警舞鶴署

 老舗旅館の創業者の息子をかたり、キャッシュカードをだまし取ったとして、京都府警舞鶴署は19日、詐欺の疑いで、福井市の職業不詳の男(52)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、2023年7月上旬~8月中旬、京都府舞鶴市の男性会社員(23)に対し、自身と関係ない旅館を経営する会社の社長になるよう申し向けた上、福井市内の金融機関で新規口座を開設させ、「(社長になる)手続きに必要だから」とうそを伝えてキャッシュカード1枚を詐取した疑い。

 男は今年5月29日、このキャッシュカードを利用した窃盗の疑いで逮捕されている。

© 株式会社京都新聞社