佐藤錦に次ぐ主力品種サクランボ紅秀峰の収穫本格化

「佐藤錦」に次ぐ主力品種のサクランボ「紅秀峰」の収穫が本格化しています。

主な産地の寒河江市では、「紅秀峰」の出発式が行われ、東京に向け出荷されました。

大粒で食べ応えがあり、日持ちもよく、夏の贈り物として人気がある「紅秀峰」。

出発式には、JA関係者や生産者などが集まり、大切に栽培、収穫された「紅秀峰」の出荷を祝いました。

また、寒河江市のイメージキャラクター「チェリン」と地元の子どもたちもダンスで会場を盛り上げます。

「サクランボ大好き。」

一方、去年の猛暑により双子果が多く発生した影響で、JAさがえ西村山では、2024年度、昨年度より67トン少ない、53トンの「紅秀峰」を取り扱う計画だと発表。

しかし、収量は少なくても大玉傾向で、糖度が30度を越すものも確認されたといいます。

【JAさがえ西村山 小野秀樹常務理事】「着色も進んでいるし糖度ものっているので、昨年よりも甘い仕上がりになっている。さがえ西村山産のサクランボということでブランド化を図っていきたい。」

紅秀峰の収穫最盛期は、20日から24日ごろまでの見込みで、6月19日のきょうは、およそ3トンの紅秀峰が東京方面に向けて出荷されるということです。

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