賭けマージャンと公益通報、熊本 県議と職員ら、4回にわたり

熊本県庁

 熊本県議と県職員ら5人が2020~23年、熊本市で4回にわたり賭けマージャンをした疑いがあるとして、元県職員の女性が19日、県に公益通報したと明らかにした。木村敬知事は公益通報の書類を受け取ったとする一方、女性は「県から県警への相談を勧められた」と話している。

 賭博や常習賭博の疑いがあり、女性は地方公務員法の信用失墜行為に当たると主張している。

 通報対象の県議は2人で、うち1人は取材に「詳細が分からないので答えられない」と話した。知事は「詳細は確認できていないので具体的な評価は差し控えたい」としている。

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