“替え玉殺人”裁判 被害者の交際相手らが偽装工作の様子を証言 広島地裁

検察が「保険金目的の替え玉殺人だった」と指摘している事件の裁判で、被告の男が偽装工作をした様子が証言されました。

被告の男は2021年11月、広島県廿日市市のホテルで愛知県の大学生の男性をアルコールなどを大量に摂取させ殺害した罪に問われています。

事件を巡っては、検察が「保険金目的の替え玉殺人だった」と指摘しています。

証人尋問では消防隊員が、ホテルで倒れていた大学生の名前を被告の男から聞き取った書類に被告の男の名前が書かれていたことを明らかにしました。

また大学生の交際相手は事件当日、大学生のラインから「酔っとるけんしんどい」と広島弁でメッセージがきたことで、「別人が操作していると思い怖くなった」と泣きながら証言しました。

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