土砂崩れで国道128号通行止め 鴨川、18日の大雨影響 市原の県道大多喜君津線も

鴨川市の国道128号で発生した土砂崩れ=19日(千葉県提供)

 千葉県は19日、鴨川市天津の国道128号と市原市国本の県道大多喜君津線で、18日の大雨により土砂崩れが発生し、全面通行止めとなっていると発表した。

 県道路環境課によると、いずれの現場でも道路のり面の土砂が崩れた。国道128号は19日午前0時から、県道は19日午前6時から通行止めとなっており、県は迂回(うかい)路の利用を呼びかけている。

 県は被災状況を調査中で、19日から土砂の撤去作業を開始。当面は片側通行ができるように復旧作業を進める予定。土砂崩れで外部との交通が寸断される孤立集落は発生していない。

崩落した土砂で埋まった市原市の県道=19日(千葉県提供)

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