【小田原市】新病院建設事業(工事関係予算の補正)について

2023年12月に発注された、県立足柄上病院の一部機能を小田原市立病院に集約したことによる湘南地区新病院建設工事は、建設コストの高騰と開院準備の工程変更を背景に、予算内調整が行われた。特に放射線シールドや屋上緑化などの特殊工事に必要な費用の計上を実施。

神奈川県は2024年度の県立病院機能集約事業費補助金の交付を決定。これにより、新病院の財源の変更と予算補正が行われ、2024年度予算が9億2232万円から10億1032万円へと墎加する。

工事内容の変更点

  • 放射線シールド工事
  • 手術室内装・空調設備工事
  • 医療ガス配管・ヘリウム配管工事
  • セキュリティ関連工事(入退室管理・監視カメラ設備)
  • 屋上緑化・外構工事等

これにより工事の総額は約16億8000万円を予定。

一般会計への影響

新たな財源として、県からの県立病院機能集約事業補助金や交付税措置が決定。一般会計への実質負担額は基本計画と同程度を維持し、収支シミュレーション結果によると資金不足もない見込みだ。

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