ドライヤーの冷風はこう使って 企業の助言に「ずっと間違ってた」

※写真はイメージ

お風呂上がりや毎日のヘアセットで使うドライヤーですが、冷風機能を活用していますか。

「温風だけでもいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、使いタイミングによっては意外な効果があるのです。

冷風機能を使うタイミングとその効果

ドライヤーといえば『温風で髪を乾かす』というイメージが強く、ドライヤーの冷風はあまり使わない機能かもしれません。

ただ、ヘアスタイルを気にする人は冷風機能をぜひ使ってみてください。というのも、「冷風機能はいつ使うの?」という質問に、便利な家電を数多くリリースしている企業・アイリスオーヤマが以下のように回答しているためです。

温風でセット後、すぐに冷風に切り替えると髪型が長持ちします。

冷風で髪の毛を冷やすと、髪の毛に含まれているタンパク質が硬くなり、ヘアスタイルが崩れにくくなります。その後にスタイリングをキープできるヘアスプレーなどを使えば効果が倍増しそうですね。

『8割くらい乾いた状態』がポイント

使い方のタイミングとしては、『まだ少し湿っている』状態を意識しましょう。

まず、濡れた髪の毛を8割ほど温風で乾かし、そのまま少し風量を落とします。多くのドライヤーには風量の切り替え機能があるため、活用してコントロールしてみてください。

この時に、スタイリングのポイントになる流れや形を整えたい部分などが形になるように手ぐしなどで整えておきます。

最後に冷風機能に切り替えて、しっかり乾くまで完全に乾かせば完成です。完全に乾かしてからでは冷風機能の効果が薄れてしまうため、必ず『8割くらい乾いた状態』を意識してみてくださいね。

応用すれば寝癖を防止する効果も

『温まるとやわらかくなり、冷やすと硬くなる』というタンパク質の性質は、毎朝の寝癖防止にも効果的です。

寝る前にお風呂に入り、髪の毛を乾かして寝る習慣がある人は、『温風で乾かした後に冷風で冷やす』を心がけてみましょう。

温風で温まった状態で眠ると、まだ髪の毛のタンパク質はやわらかいままです。眠っている間に硬くなり、寝癖になってしまいます。

お風呂上がりにドライヤーで髪を乾かす時、最後の仕上げに冷風機能でしっかり冷やしておきましょう。その際に手ぐしで髪の流れをきれいにしておくと、翌朝のヘアスタイルを整えやすくなりますよ。

普段なにげなく使っているヘアドライヤーも、冷風機能を使いこなせば毎日のスタイリングに意外な効果が現れます。ヘアスタイルを長時間キープしたい人や寝癖に悩んでいる人は、ぜひ試してみてください。


[文・構成/grape編集部]


出典

アイリスオーヤマ

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