40階に住む客に電話した配達員 「エレベーターが停止している」と伝えると…

地震発生時や点検などで、エレベーターが使用できなくなるケースは多々あります。

階段で移動できればいいですが、高層階に行かなければならない場合は大変ですよね。

何十階も上まで階段で移動するなんてことになれば、想像を絶する過酷さでしょう。

『タワマンの40階へ階段で』

元配達員であり、宅配にまつわる漫画を描いている、ゆきたこーすけさん。

ある配達員から寄せられた、高層マンションでの出来事を描きました。

客に荷物を届けるべく、タワーマンションを訪れた配達員。しかし、地震の影響でエレベーターが停止していて…。

出典:運び屋ゆきたの漫画な日常
出典:運び屋ゆきたの漫画な日常

届け先は、まさかの40階。階段で行くとなると、体力を消耗するだけでなく、時間ロスになり、ほかの配達に遅れる可能性もあります。

そこで配達を後日にできないかと、客に電話をしたのですが…他社の元気な配達員が階段で配達に来たと聞いて、断れなくなってしまったのでした!

無理に配達を頼まれたわけではないようですが、「他社の配達員が頑張ったのだから、自分も負けてはいられない」という気持ちも、多少あったのかもしれませんね…。

漫画には、エピソードに驚く声や、配達員をねぎらうコメントなどが寄せられました。

・裏でこんな熾烈な戦いがあったとは…!

・ええー、40階は大変すぎる!配達員さん、お疲れ様でした。

・自分だったら「強めに後日でいい」っていいますね。無理しないでほしい!

・頑張った配達員さんにご褒美をあげたい!

配達件数の増加や人手不足などで、配達員の業務負荷が高くなっているといわれる昨今。

エレベーターが停止するなどのイレギュラーな事態が発生した場合は、急ぎの荷物でなければ、後日にお願いすると配達員の負担が軽減されるかもしれません。

ただ、もし配達員同士が火花を散らしながら、階段をのぼってきた時には「お疲れ様」「ありがとう」と伝えたいですね…!


[文・構成/grape編集部]


出典

運び屋ゆきたの漫画な日常

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