ひろゆき氏、都知事選告示前に見解 〝政治家を公約で選ぶ〟は「単なる綺麗事」「政治家は嘘をつく」

2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之氏)が19日、自身のX(旧ツイッター)を更新。20日に告示される東京都知事選(7月7日投開票)に向け、候補者の「公約」について自身の見解を示した。

ひろゆき氏は「小池都知事が公約を守らなくても都民は投票し続けたので、『政治家を公約で選びましょう』と言うのは、単なる綺麗事です。」と指摘。「政治家は嘘をつくし、嘘をついても困りません。騙(だま)されたくない有権者が選ぶなら、女とか若いとか、変わりようのない要素ぐらいしかないのでは?」とつづった。

都知事選に向け、3選を目指す小池百合子知事は18日にオンラインで記者会見し「子育て、教育にお金のかからない東京を目指す」などとして、子育て世代の家賃負担の軽減や無痛分娩への助成制度新設などの公約を発表した。有力な〝対立候補〟とみられる蓮舫参院議員も同日に都内で記者会見し、少子化対策として非正規労働者らの待遇改善や教育・介護、医療の現場で働く人々の奨学金返済支援に取り組むことなどを公約とした。

都知事選には前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏ら、これまで約50人が立候補の意向を表明している。

ひろゆき氏の投稿に対し、フォロワーからは「外見や年齢だけでなく、実績や政策内容にもしっかり目を向ける必要がありますね」「公約を守った人、見たことないんですが」「とはいえ公約で多少方針などは見えるかと」「投票って、公約より知名度なんだね」といった意見がみられた。

(よろず~ニュース編集部)

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