安全な通学を確保「ゾーン30プラス」初めて佐賀市で設置 車両の減速を促す【佐賀県】

佐賀市は、子供たちの安全な通学を確保しようと、車両の速度を制限することなどによって減速を促す「ゾーン30プラス」を市内で初めて設置することを発表しました。

【佐賀市 坂井英隆市長】
「佐賀市内で初となるゾーン30プラスエリアを設定しました。歩行者通行の安全対策を講じていきます」

「ゾーン30プラス」が設置されるのは、佐賀市内の佐賀大学教育学部附属小学校近くの通学路です。
ゾーン30プラスは、児童など歩行者の通行の安全を確保することが目的で、エリア内の車両の最高時速を30キロに規制する「ゾーン30」に加え、路面を盛り上げてドライバーに減速を促す「ハンプ」などを組み合わせる取り組みです。
県内ではこれまでに江北町で導入されていましたが、佐賀市内で導入されるのは初めてです。

市は設置事業費約600万円を盛り込んだ補正予算案を、6月開会した定例議会に提出し、9月上旬の運用開始を目指します。
市は「住民にヒアリングしながら、今後他のエリアでも検討していきたい」としています。

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