ガザ「人道地区」空爆 市民死傷、米浮桟橋終了か

子どもを抱える車いすのパレスチナ人=15日、ガザ中部デールバラハ(ロイター=共同)

 【エルサレム、ワシントン共同】イスラエル軍とイスラム組織ハマスとのパレスチナ自治区ガザでの戦闘で、軍は19日、自ら「人道地区」と称し市民に退避を促す南部マワシ地区を空爆、パレスチナ通信によると、少なくとも市民7人が死亡、数十人が負傷した。

 ガザの人道状況を巡っては、米紙ニューヨーク・タイムズが18日、米政府が5月、ガザに設置した浮桟橋について、来月にも運用を終える可能性があると報じた。米軍高官がガザの支援団体に伝達。当初は、高波が多くなる9月ごろまで使う見通しだった。

 軍は19日、マワシ地区のほかにも最南部ラファや中部ヌセイラト難民キャンプで攻撃を続けた。

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