柏崎刈羽原発 第三者機関が訓練を視察「安全意識は確実に向上」【新潟】

第三者機関が訓練を視察

東京電力の核セキュリティ改善状況を監視する第三者機関の委員長が、柏崎刈羽原発の訓練を視察しました。視察したのは、東京電力が設けた第三者機関である原子力改革監視委員会のデール・クライン委員長です。

■作業員
「作業開始せよ!はい!」

19日は、事故発生時に原子炉を冷やすための熱交換器車と7号機の建屋とをホースでつなぐ訓練や、冷却用の海水を取り込むポンプの設置訓練の様子を視察しました。

■原子力改革監視委員会 デール・クライン委員長
「毎回来るたびに、前回よりもより安全意識は高まっている。だが、これで十分だと東電の幹部も思ってはいけないわけで、何度もリマインド・注意喚起をすることでそのレベルをさらに引き上げていく必要がある。」

クライン委員長はその上で「私が見る限り原発は再稼働できる状態にある」とコメントしました。原子力改革監視委員会は、今後も継続的に改善状況を確認します。

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