熊本市電の決済方法を巡る市の対応に、熊本市議会議員から疑問の声が相次ぎました。
熊本県内の路線バスでは今年中に全国交通系ICによる決済が廃止される見通しで、熊本市は2026年をめどに、市電でも同じ対応をとる方針を明らかにしています。
6月19日の熊本市議会ではこの方針を巡り、廃止の決定に至る過程で市議会や協議会での議論が十分に行われなかったことや、市民の意見が反映されていないことを指摘する意見が相次ぎました。
上田芳裕 熊本市議「廃止ありきであるという見方もある」
落水清弘 熊本市議「異様です。今後このようなことが絶対にないように」
市は「今後の方針は公の場で丁寧に議論したい」と述べ、陳謝しました。
熊本市土木総務課 飯干修一 課長「民間が主体で、なかなか公表できるところがなかった。大変申し訳なく考えている」